株式会社R.E.A.D.

  • 2021.03.31

    Haus_Mの桜満開の竣工写真撮影と季節のお話

     

     

    昨日、Haus_Mの満開の桜を入れた竣工写真を撮影して参りました。

    通常竣工写真はお引き渡し前に撮りますが、

    今回は桜の時期に合わせて、お引き渡し後にもかかわらず

    建築主様のご厚意で撮影させて頂きました。

    Haus_Mについてはこちらから→Haus_M

     

    窓から見える隣接の公園の風景を入念にシュミレーションし窓の設計をしていたので、

    この満開の桜が収まる窓を見てようやく安堵。

     

    桜は、四季折々様々な表情を見せてくれる樹木ですが、

    そんな季節の移ろいを家で楽しめるというのは、

    非常に日本らしい贅沢な暮らしですね。

    日本人にとって、季節がはっきりとあるのは当然の事ですが、

    世界から見れば、四季折々がこんなに変化に富んでいることは、

    日本の最大の魅力なのではないかと個人的には思っています。

     

    日本には、数え切れないほどの季語があり、

    繊細な季節の感覚を持っていて、日本人なら誰でも共有できている。

    その感覚自体が財産だなぁと思います。

     

    春には桜の下でお花見をしたり、筍や春野菜の苦味で春を感じる。

    夏には猛暑の中スイカを食べたり川床へ涼みに行き、

    秋には、油の乗った秋刀魚に舌鼓、紅葉の絨毯を踏見に紅葉狩り。

    冬には、雪で遊んだり、鍋をつつきながらも春を待ちわび、

    ピンと張り詰めたような透明な朝の空気に気持ちを引き締める。

     

    こういう日本人特有の季節感は、天候はもちろん地形や自然環境、桜などの樹木や花々、

    海鮮や収穫できる魚や野菜などに恵まれているからこそのもの。

    日本で建築を建てる上で、自然環境の厳しさを快適に過ごせるような設計と同時に、

    少しでも四季の移ろいも楽しめる設計を

    今後も心がけていきたいと改めて感じた日となりました。

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

     

  • 2021.03.29

    事務所移転

     

     

     

    R.E.A.D.&Architectsは、4月1日から現在の武蔵小山から都立大学へと移転します。

    が、今回は予算もないので床材や家具も自分達で組み立てる事に。

    元々、移転の必要が出てきた際に

    せっかくならば、イマイチ実態のみえない設計事務所の一般イメージを

    払拭できるようにガラス張りの路面店を事務所にと考えていて見つけた物件です。

    Webや雑誌などでR.E.A.D.を見つけてくださる方も安心してご相談できるように、

    街に開かれた事務所にしていきたいのです。

     

    ただし今回は時間もなく予算もない中での移転で、

    家具や内装工事を前半後半と分ける事にしました。

    とりあえずは、使える状態にしなければ。

    ボチボチ家具が揃ってきたら事務所の様子もアップしていこうと思います。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

     

     

  • 2021.03.16

    建築とインテリアの関係

     

     

     

    PHOTO by Nao Takahashi

     

     

     

    写真は、2月竣工のHaus_M

    日本では、まだまだ分けて考えられることが多い建築とインテリア。

    R.E.A.D.は、設計事務所ですが、内装設計の早い段階でインテリアを想定して

    設計作業を進めています。

    インテリアも建築の一部だと思っています。

    空間の完成度を上げるという意味でももちろん重要ですが、

    住まい手の住宅への愛情を育む上でもインテリアはとても大切な要素です。

    建築は、住まい手を守る箱のようなものです。

    その住宅への愛着は、日常的に手肌に触れるインテリアによって育まれる部分も大きい。

    R.E.A.D.では、それぞれの設計やご要望に合わせてキッチン、ダイニングテーブルや収納、

    ソファなどもデザイン、設計し製作していますが、

    置き家具をご提案する際も、ただ合うものをご提案しているわけではなく、

    私達が設計する建築の一部として全体の空間性を高めるもの、

    住まい手のライフスタイルに合うもの、何より手肌に馴染むものをご提案しています。

     

    建築は、竣工して終わりではありません。

    住宅であれば、そこにインテリアを入れて、引越し荷物を入れて、

    住まい手が暮らして、そこから愛情をかけて育てていくものです。

     

    建築は、建物そのものだけではなく使い手、周辺環境、地域、インテリア、

    そして使い手の人生や思いがあって初めて完成するものだと思っています。

    R.E.A.D.&Architects

    Ayako Okada

  • 2021.03.02

    Haus_M無事竣工、お引き渡し前の様子

     

    先日は、完全予約制にて2日間のオープンハウスを開催致しました。
    このような状況下に関わらず多くの方にご来場頂き、
    お披露目の機会を得ることができ感無量でした。

    建築主様のご厚意、ご来場の皆様、ライブを御視聴の皆様、

    誠にありがとうございました。

    Haus_M

    竣工年:2021.2

    用途:住宅

    所在地:神奈川県川崎市

    延べ床面積:約115㎡

    階数:地上2階

     

    住宅が密集するエリアですが、四方へ開いた窓の開き方などで視線を避け、公園や庭の緑を存分に取り込み、

    柔らかな光の陰影を楽しめる空間に設計しています。

    敷地に隣接した公園には桜の大木があり、季節の移ろいも楽しめます。

    2020年8月に竣工した軽井沢のセカンドライフハウスとはまた趣向は違いますが、

    やはりR.E.A.D. & Architectsらしい美術館かギャラリーのような空間性を持つ家です。

    さて、お引き渡し前に竣工写真も撮影致しました。
    晴天の撮影日となり、美しい陰影や空間性も反映されたものとなります。

    また完成致しましたらWorkの方へ投稿しますが、

    とりあえずは私の拙いスマホ写真で撮影したものをアップしますね。

    R.E.A.D.&Architects

    Ayako Okada

     

     

  • 2021.02.16

    Haus_M オープンハウスは、締め切りました。


    先日、オープンハウス開催を告知させて頂いたHaus_M(神奈川県川崎市)ですが、

    予想を上回るご応募があり、締め切りとさせて頂きました。

    このような状況下の中でご応募、お問い合わせ頂き

    ありがとうございました。

     

    お申し込み下さった皆様へは、別途諸注意事項などをお送りしていますのでご確認下さい。

    今回のオープンハウスは、建築主様のご厚意により開催させて頂きます。

    路上駐車、物件近くでの話し込みなど、くれぐれも周辺住民様、

    建築主様のご迷惑のないようご配慮の程、重ね重ねお願い申し上げます。

     

    また今回は合わせてインスタグラムにて、2月21日のお昼頃にインスタライブを開催予定です。

    R.E.A.D.&Architectsのインスタグラムアカウントをフォローしてお待ちください。

     

    R.E.A.D.& Architects

     

  • 2021.02.10

    竣工へ向けて進行中のHaus_ M

     

    進行中の木造2階建住宅Haus_ M。

     

     

     

     

    2月20日、21日にオープンハウスを開催するHaus_M。

    (※お申込みに関しては、一つ前の投稿をご確認ください。)

     

    着々と竣工へ向かっています。

    建築自体はミニマルな土間スタジオのような空間です。

    古材やモルタル、真鍮などラスティックな素材をR.E.A.D.らしい

    ミニマルなディテールで取り入れています。

    ここに、R.E.A.D.で合わせて設計した造作キッチンや造作家具、

    ご提案させて頂いた置き家具や照明が入ることで空間が出来上がっていきます。

     

     

    R.E.A.D.&Architects

    Ayako Okada

  • 2021.02.10

    Haus_Mオープンハウスのお知らせ

     

    現在、神奈川県川崎市にて建設中のHaus_Mが、もうすぐ竣工を迎えます。ミニマルで陰影の美しい家です。

    建築主様のご厚意により、オープンハウスを開催する運びとなりました。

     

    2021年2月20日 10時−18時

    2021年2月21日 10時−18時

     

    感染予防対策を施した上で、ご希望時間帯での完全予約制で極力

    1組様ずつのご案内になります。

    お申し込みは、コンタクトよりご連絡ください。

     

    ※既にご予約、お問い合わせを多数頂いております。

    ご希望時間帯の候補をいくつか明記して頂けると

    ご希望に沿いやすくなります。

     

    皆様のご参加お待ちしております。

     

     

    R.E.A.D.& Architects

  • 2021.01.23

    [Haus_M]  内観の陰影が素敵な家 オープンハウス調整中です

    Haus_M寝室窓

     

     

    2階の小さなライブラリーから見える窓

     

    川崎市に建設中のHaus_M

    30代ご夫婦2人+お子様2人が暮らす住宅です。

    2月下旬竣工に向けて、一気に仕上がってまいりました。

    伝統的な日本建築の住宅への考え方では、外観よりも内観に拘ります。

    外観は皆んなのものですので、周囲に威圧感を与えず、

    自己の権威を誇示するようなものではなく、景観の一部となるデザインですが、

    内観は光の取り入れ方や景観や季節の移ろいの取り込み方、

    細部のディテールまで非常に趣向を凝らした造り

    と言うのが伝統的な日本建築の住宅です。

     

    Haus_Mは、一見目立つ建築ではありませんが、

    小さな検討をいくつも重ね、非常に豊な空間性を実現できています。

    リビング階段手摺り R.E.A.D.の細いディテールをここまで綺麗に仕上げて下さった職人さんの腕!

     

     

    私はこの家の陰影や窓が好きです。

    1階は土間スタジオのような広い空間ですが、

    機能に応じたゾーンごとに象徴的な窓があり、

    同じ空間内なのに全く違う雰囲気のゾーンが存在しています。

     

    ご希望者にはご見学していただけるよう、2月下旬竣工後に

    オープンハウスを行う予定で調整中です。

    ただ緊急事態宣言下ですので、

    時間事に1組ずつのご案内にするなどの対策を致します。

    その為にご見学頂ける人数はいつも以上に限られてしまいそうです。

     

    オープンハウスは、ご入居前に建築主様のご厚意で

    R.E.A.D.の住宅が見られる又とない機会となります。

    見学ご希望の方、又ご相談をご検討中の方がいらっしゃいましたら

    Contact よりご連絡ください。

    仮日程など合わせてご返信致します。

    そして、より沢山の方にご見学頂けるよう今回もインスタライブにて
    オンラインオープンハウスを行います。

    R.E.A.D.&Architectsのインスタグラムアカウントにて行う予定です。

     

    又日程が近くなりましたら詳細お知らせいたします。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

     

     

  • 2021.01.19

    【お知らせ】R.E.A.D.に新しい仲間が増えました

     

    R.E.A.D.では業務拡大に伴い、少し前から新しい仲間を迎えております。

    準備が整いましたらAbout Us のPeopleにてご紹介させてください。

    お陰様で毎日、今までにはない新鮮な刺激を受けてR.E.A.D.一同、
    より一層のこと設計に励んでおります。

    現在みなさまのスケジュールのご希望に添えるよう、新体制を整えております!

     

    設計の依頼などがございましたら、お早めにご相談くださると
    ご希望のスケジュールに添いやすくなります。

    また新築の場合は、ぜひ土地選定からご相談ください。

    候補地にご同行させて頂き、専門的な観点、又設計を見越した観点から
    アドバイスさせて頂いております。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

  • 2021.01.18

    [建築コラム]R.E.A.D.設立に込めた思い③子どもも主役の北欧建築〜ルイジアナ美術館

     

     

    子供と共に北欧建築を巡る旅へ

     

    2018年夏、私達は名建築に学ぶべく北欧へ渡りました。

    世界遺産として名高いアスプルンドが設計した「森の葬祭場」などを

    3週間かけて、様々な名建築を見てまわり多大なる感銘を受けたのですが、

    一番印象深かったのは、建築のあり方でした。

    語弊を恐れず言えば、建築が崇高なだけの存在ではなく、

    全ての人に開かれているのを感じました。

    建築は、みんなのものである という思想が、建築家だけでなく

    一般の方にもしっかり根づいているのを、どの建築を訪れても

    感じる事ができます。

     

    ****

    世界一の美術館と評される ルイジアナ美術館

     

    デンマーク、コペンハーゲンから列車で35分。

    北シェラン島の海が一望できる

    自然豊かなフムレベックという小さな町にルイジアナ美術館はあります。

     

    この美術館、世界一の美術館と評されるだけあって

    第二次世界大戦後の現代美術を中心にピカソ、シャガール、

    ムンク、イヴ・クライン、サムフランシスなど

    世界中の主要アーティストの作品が集められています。

     

    海や緑など豊な自然の景観を最大限取り込む形で設計された建築の中で、

    人間の根元に向かい合うような深い思想や表現に心ゆくままに

    出会える環境 というのは、世界でもなかなかありません。

    ただ、ルイジアナ美術館が「世界一の美術館」と評される所以は

    それだけではないと訪れて気がつきました。

     

    ひっそりとしたルイジアナ美術館の入り口

     

    *****

    大人だけではなく、子供にも最大限に開かれた美術館

     

    ルイジアナ美術館は、海岸沿いにあり、オーレスン海峡を挟んだ対岸には
    スウェーデンを眺めることができる場所にあります。

    海への眺望、さらには湖や小高い丘や豊な緑など起伏のある広大な庭園には
    、ヘンリー・ムーアやアレクサンダー・カルダーのアートが点在しています。

    自然豊かな地の魅力を最大限生かすかのように、

    美術館自体の存在感はありません。

    庭園に溶けこむかのように建築自体の主張はほとんどなく、

    自然とアート、建築が三位一体となっています。

    庭園の中に、いくつかの展示室の建物やカフェなどが点在していて、

    庭園を楽しめる回廊で緩やかに繋がっているような構成です。

     

     

    そちらの1つに、子供のための美術棟があります。

    キッズスペースという規模ではなく、1〜4階まで

    建物全て子供の為の展示、ワークショップに使われています。

    1階は、粘土やアクリル絵具の創作の部屋

    2階は、静物を描ける水彩画の部屋

    3階は、レゴの創作の部屋

    4階は、子供のための展示室

    などという具合に、丸々一棟が子供のためのアトリエ。

    アトリエで1日中過ごした我が子たち

     

    ルイジアナ美術館では、インプットとアウトプットの連続性を

     

    大切にしているそうです。

    企画展を見て創造力への刺激を受け、その後にワークショップに参加したりして

    イメージを形にすることで、濃密なアート体験を自分のものにすることができます。

    そんなルイジアナ美術館ならではのコンセプトを、

    子供のアトリエで一番に実践していました。

    もちろん大人が参加できるワークショップもたくさん用意されています。

     

    私達は、ルイジアナ美術館に魅了され、開館から閉館時間まで滞在しておりましたが、

    子供たちは一緒にアートをみて周り、館内のカフェでお昼ご飯を食べ、

    その後5時間ほどアトリエで創作活動を楽しんでいました。

    その間に交代でアートを鑑賞することが出来て、飽きたらカフェで

    ケーキを買って敷地の木陰でおやつタイム。

    おやつを食べたら今度は、敷地内を探検したり浜辺を駆け回ったりと

    大人も子供も飽きることはなくて時間が足りないほどでした。

    *****

     

    子供を丁重に扱う北欧の建築

     

    北欧はデンマークやスウェーデン、フィンランドの3カ国を訪れましたが、

    どの国も子供は大人の連れではなくゲストの一人として丁重に扱われています。

    なんなら子供は未来の担い手として、大人よりも丁寧に

    子供目線で設計されているケースも多々ありました。

    例えば、ヨーロッパ諸国なら大抵ある建築センター(その国の建築を紹介するミュージアム)。

    コペンハーゲンの街中にあるデンマーク建築センター

     

    私も旅行したら必ずその国の建築センターは来訪するのですが、

    デンマークの建築センターは、少し違いました。

    広い館内には、子供が楽しめるキッズワークスペースが散りばめられており、

    子供が退屈しそうな企画展示室の中心には、展示にまつわるちょっとした

    製作スペースが用意され、保護者も一緒に訪れた子供もそれぞれが

    建築にまつわる思い思いの時間を過ごせる工夫がされていました。

    (建築センターについてはまたどこかでご紹介します)

     

     

    これは、美術館の運営方針もありますが、そもそも建築自体の設計にも

    誰も邪魔ものにはしない「全ての人に開かれていること」が

    大前提とされているのです。

    ユニバーサルデザインという狭い意味ではありません。

    建築家は、自分の主義主張をベースに、

    50年後100年後も見越した都市計画のような広義な観点と、

    小さな子供やお年寄り、外国人観光客など全ての人の目線という観点を

    ごく自然に落とし込んで設計しているのだと思います。

     

    *****

     

    R.E.A.D.の目指すサスティナブルな建築

     

    私達は、建築とは本来サスティナブルであって欲しいと考えています。

    竣工したら終わり、ではなくて遠い未来まで持続可能な建築。

    公共建築がサスティナブルであるためには、建築がその土地や利用する多くの人に

    永続的に受け入れらなくてはならないのです。

     

    そのためには、多角的な視点と緻密な検討が必要です。

    莫大な時間と苦労が伴うものです。

     

    しかしそういう建築が日常の隣にあれば、建築は、いい意味で崇高なだけの存在ではなく、

    きっと「みんなのもの」になっていくのだと思うのです。

     

    今回は、少し長くなりましたね。

    次回は、ルイジアナ美術館の他にも沢山ある北欧の名建築を

    紹介いたします。

     

    R.E.A.D.& Architects

    Ayako Okada

    美味しかったルイジアナ美術館のカフェ

     

  • 2021.01.11

    表参道のオアシス「GYRE.FOOD」

     

    先日、打ち合わせで表参道にあるGyreへ行ったのですが、

    ちょうどお昼時だったので
    Gyre内のレストランフロアGYRE.FOODへ。

    設計を担当された田根剛さんは、フランス・パリを拠点に活躍されている建築家で、

    その土地を考古学的な視点からリサーチと考察を重ね、

    場所の記憶を探ることで建築の可能性を追求するような設計をされる方です。

    日本では、新国立競技場のコンペティションで

    古墳スタジアム案を発表され話題になりました。

     

    個人的には、2016年に竣工したエストリニア国立博物館が興味深く、

    訪れてみたい建築の一つ。

    その田根剛さんが表参道のど真ん中に設計したのがGYRE.FOOD。

    食の複合空間ということで巨大な空間の中に4つのレストランや

    カフェが散りばめられたような構成です。

    どのお店もおしゃれですが、ビジネスランチにも利用しやすく

    1000円ほどのお店もありました。

     

    ランチを食べた後、せっかくfreeWifiもサクサクなので隣のカフェで

    コーヒーを買い、同じ席でそのまま仕事も出来ました。

    天井が高く緑や自然素材をふんだんに採用したおしゃれな空間なのですが、

    それ以上に公園のようなこの構成が、今までの表参道にはない形で

    オアシスのような居心地良さがあります。

    利用している方の層も幅広くて、長時間居ても何も気になりません。

    道幅も広くて、いろいろな席があるので

    ベビーカーの小さなお子様連れでも気兼ねなく利用できると思います。

    帰りがけに、eatrip soil というやはりGYRE FOOD 内のショップも覗いてみたら、

    陶芸作家・二階堂明弘さんの作品が所狭しと展示されておりました。

    表参道でゆったりとお茶したり、仕事するならオススメです。

     

    R.E.A.D.&Architects

    Ayako Okada

  • 2021.01.05

    [建築コラム]R.E.A.D.設立に込めた想い② なぜ日本では建築家に依頼する人が少ないの?

    Photo by Masaya Yoshimura,Copist

     

    多くの人にとって建築を一番身近に感じるのは、恐らく自分の家や

    店舗や運用したい建物などの建設を考える時ではないでしょうか?

     

    その時に、多くの人が真っ先に相談に行くのはホームメーカーや

    建売住宅などを販売している会社。

    最初から建築家や設計事務所に相談に来られる方は

    まだまだ多くありません。

    それは、個人だけでなく、例えばホテルや公共建築の建設を考えるBtoBのシーンでも同じ事が言えて、

    話題性を考えて建築家が起用されるケースは増えてきましたが、

    日本では未だに、まずは建築家ではなくゼネコンへという流れが多い。

    もちろんホームメーカーやゼネコンにも工期や予算、気楽さなど

    たくさんのメリットがあるので比べることはできません。

    が、日頃意識はしていないけど実は潜在的に

    「住空間にこだわりが強い」「デザインが好き」または

    住宅への悩みが複雑すぎるという方は多くいます。

    そういう方はやはり住宅のスペシャリストである建築家に依頼する方が幸せだったりします。

     

     

     

    ▶︎建築家の作る建物は、完全オーダーメイドスーツ

    会社では対応しきれない住宅への悩みや構造的な問題なども、専門家である建築家は柔軟に対応します。

    また1つの個人住宅を作るにしても、街の景観づくりなどの広い視野を持ち、

    常に俯瞰して建築を見ているのも建築家の特徴です。

    例えば、ハウスメーカーの作る家や建て売り住宅がユニクロのスーツだとしたら、

    建築家が作る家は、生地からデザインするような完全オーダーメイドのスーツと同じ。

    どちらが良いということではなく、その方の価値観やライフスタイルに合わせて、選べば良い。

    でも、建築家は大抵の場合、本来ならオーダースーツを選ぶ価値観を持った人でも、

    最初の選択肢には中々上がりません。

    やはり建築が「みんなのもの」になっていないからでしょう。

     

    私たちR.E.A.D.は、この日本でも建築が好きだと自覚していない人でも

    最初の選択肢に入るくらい「建築家」を身近にしたいと思っています。

     

     

    ▶︎なぜ日本では、未だに建築が「みんなのもの」じゃないのか

    建築が未だ「みんなのもの」でない理由の一つに、教育の問題があります。

     

    日本では、義務教育ではもちろんのこと高校や大学の教養科目としても、建築を学ぶ機会はほとんどありません。

    自分で選択しない限り、学ぶ事はないのです。

    建築は、生活の基本と言われる衣食住の中の住を担うもの、

    また多くの人が親しむ都市を構成するもの。

     

    全ての人に身近なものであるにもかかわらず、教養として学ぶ機会がなければ

    建築家を身近に感じることなど中々出来ないのかもしれません。

     

    それでも。

    建てた建築家の名前は知らなくても、

    「この美術館の空間が心地いいから好き」

    「この建物のロビーが好きで家族でよく過ごしにいく」

    「ここのレストランの建物の感じが好きだから我が家もこんな家がいい」

    そんなことを気軽に建築家に相談してもらえるようになったら良いなと願っています。

     

    さて、次回からは私達が感銘を受けた北欧の建築についてのお話。

    皆に開かれた素敵な建築も紹介していきたいと思います。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

  • 2021.01.04

    軽井沢で初釜?

     

    軽井沢のセカンドライフハウスの和室にて、

    年明け早々、家族共々お抹茶を頂きました。

    初釜 というと、茶室などで年明け初めて釜に火を入れることですが、

    こちらの和室は炉を切っておりませんので、初釜風です。

    急な来客の寝室や家族がリラックススペースともなる

    汎用性の高い和室が欲しいと建築主のご要望で作った和室ですが、

    他の空間にも馴染むようコンクリート駆体を顕にした

    少しモダンな和室になっています。

    ただその他の要素は、伝統に忠実に。

    和楽器の演奏をしたり、こうしてお茶を楽しんだり、孫とボードゲームをしたりと

    色々と楽しんで使ってもらっているようです。

     

    雪景色を期待して、雪見障子を全て外してみました。

    雪はあまり積もっていませんが、庭師の西村直樹さんに作庭頂いた

    小さな石庭も周りの景色とつながって見えて素敵でした。

     

    和室のある暮らしも中々良いですね。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

     

  • 2021.01.02

    [建築コラム]R.E.A.D.設立に込めた想い① 建築をみんなのものに

    桂離宮

     

    日本には世界的に活躍している建築家がたくさんいて、さらには海外の建築家作品も多くみられます。

    桂離宮や伊勢神宮などをはじめとする日本の伝統的な建築も合わせて、

    世界から見たら魅力的な建築大国なのではないでしょうか。

     

    では皆さんは、建築は、誰の為のものだと思いますか?

     

    京都にある大原三千院

     

    私たちは、建築は、みんなのものだと思っています。

    当たり前ですね。

    公共の博物館や美術館、レストランや商業施設や寺社仏閣など

    誰でも入れる様々なシーンの建築があるし、

    建築家に意匠性のある家を頼もうと思えば誰でも頼めるんだから、

    みんなのものです。

    でも、日本ではまだまだ建築は「みんなのもの」ではないような気がして

    なりません。

     

    日本で建築が語られるのは、建築業界で従事している人々や建築学生、

    または建築好きな人々と、ごく一部の人達の間でのみ。

    語られたとしても、難解な建築専門用語や抽象的なカタカナ用語で

    語られることが多く、強い興味がないととっつきにくいような印象があります。

     

    「みんなのもの」であるはずの建築が、難しい言葉でばかり語られている。

     

    当然、建築は難解で崇高な面も多分にあります。

    だけどそれと同時に、みんなに開かれているものでもあって欲しい。

    そのために私たちにできる事をしようと思っています。

     

    さて、次回は、多くの方が初めて建築について考える「マイホーム」建設の時の事を書きます。

    いざ、マイホーム(建築)を建てることになっても、まだ依頼先として最初の選択肢にすら上がる事は少ない建築家。

    長年建築ファンとして建築家を見てきた私は、本当に疑問に思っていました。

    次回はそんな疑問を考えます。

     

    宝泉院の額縁庭園

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

    設計事務所 建築家 建築

  • 2021.01.01

    新年のご挨拶

     

     

     

    新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

     

    激動の2020年も終わりを迎え、いよいよ新たな年。

    突然現れたコロナによって、どんな人でも一様に健康が脅かされている

    特殊な状況下が長らく続いていますが、

    深刻な状況になって初めて、未だかつてないくらいに

    健康、医療、食、住まいなどの重要性が見直され、

    働き方も急速に変化しています。

     

    これらは、いずれも私達の「幸せ」に直結する大切な事。

     

    かつてのペストによるパンデミックがルネッサンスのきっかけとなり、

    文化復興を成し遂げたように、今回のパンデミックが私達の思想を深め

    平和をもたらす社会変革のきっかけになれば良いなと願っています。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

  • 2020.12.31

    軽井沢唯一の本屋さん

    2018年5月にオープンした軽井沢唯一の本屋さん「軽井沢書店」。

    購入前の本を閲覧できるCafeも併設されていて、

    ワークスペースとしても非常に居心地の良いお店です。

    サクサクのWifiと電源もあり、感じの良い店員さん、

    さらに軽くランチもできます。

     

    私達が現場に通う頃(つまり軽井沢のセカンドライフハウスの設計段階の頃)

    は、軽井沢には本屋さんがなくて、

    地元の資料探しにと役場に行ったりと色々探し回りました。

    軽井沢書店は、やはり軽井沢の関連書籍や地元の雑誌などを

    たくさん取り揃えています。

     

    観光の合間に休憩がてら情報収集するのも良いかもしれません。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

  • 2020.12.29

    [家づくり]照明一つで空間性は大きく変わる

     

    軽井沢のセカンドライフハウスでは、たくさんのオリジナル真鍮金物を採用しています。

    真鍮は独特の風情があり、経年変化を楽しめるので

    R.E.A.D.の建築でも積極的に取り入れています。

     

    軽井沢のセカンドライフハウスでは、R.E.A.D.で一部の照明やハンドル、

    インターフォンカバー、などを空間に合わせてデザイン、設計して、

    削り出しの美しい真鍮製品を数多く製作されているdij さんに製作をお願いしました。

    dijはこちらから。

    dijさんの製品は、独特のディテールの美しさと上品さがあって、空間に上品な華を添えてくれています。

     

    照明も金物も、建築を構成する大切な要素の一部。

    照明やドアハンドルを一つとっても、その空間性は大きく変わります。

     

    建築は、いわば箱だとよく言われます。

    大きな箱の中にはそれを構成する無数の機能や要素があって、

    その小さく見える要素を、全体を考えながら一つ一つ決めていくのは、

    想像以上に難しい。

     

    もちろん小さな要素まで決めて設計図を書くだけでなく、

    現場でそういった多くの専門家さんや職人さんに最高の仕事をしてもらえるよう

    指揮を取る事も建築家の重要な仕事。

     

    その指揮をいかにとるのかというのも、建築家やデザイナー其々の持ち味が

    発揮される点です。

    建築家は、まるでフルオーケストラの指揮者のようだな、と思います。

     

    R E A.D. & Architects

    Ayako Okada

    #建築家 #設計事務所

  • 2020.12.27

    [軽井沢]別荘や2拠点生活にあると便利な機能

    軽井沢のセカンドライフハウスの暮らしの様子

    コロナがもたらした社会状況などの変化によって、

    セカンドハウスや別荘などの第三の拠点を持つ事や

    地方都市への移住が身近な選択肢として浸透してきています。

     

    そこで1つ注意したいのは、都心の暮らしと地方の暮らしは少し違うという事。

    地方といってもそれぞれ違うので、ここでは軽井沢を例にとって考えてみると。

     

    軽井沢は、気候も全く違います。

    夏は涼しく快適だけど、冬は札幌より寒いから

    家に必要とされる最低限のスペックも違うことは

    移住や別荘生活を考えれば誰でも想像することができます。

     

    でも、違うのは気候だけではありません。

    小東京と言われるほど利便性の良さは魅力ですが、やはり東京とは違い、

    夜9時になればお店も閉まるし、フラっと歩いて行く距離にコンビニなどもありません。

    また、軽井沢は非常に綺麗で自然に優しい街ですが、

    その背景には厳しい景観条例や細かいゴミ出しなどに関するルールがあり、

    住民の方々の努力によって成り立っています。

     

    景観条例については、またお話しますが、軽井沢のゴミ出しは、

    かなり厳密に決められていて、大抵は家のゴミ置き場にゴミを溜めて

    (生ゴミ以外)、週に1度ほど車で指定の集積場などへ持っていっている方が多いようです。

    その為、自宅に駐車場と繋がった場所にゴミ置き場が必要です。

     

    その先にキッチンやパントリーなどがあるだけで格段に暮らしやすくなり、

    他の居住スペースに余裕が生まれます。

     

    もしこれから軽井沢に限らず別荘生活や2拠点生活をお考えの方には、

    パントリーを作ることをお勧めします。

    別荘や家を2拠点持つ場合、自ずと移動が多くなります。

    移動が多くなると厄介なのは食料です。

     

    衣類や歯ブラシなどの生活必需品は、

    家ごとに用意しておけばいいので移動のたびに持ち出す必要はありませんが、

    冷蔵庫に入った食料などは賞味期限があるので、

    車のトランクに保冷ボックスなどを載せて、

    移動の際に持ち出す必要が出てきてしまうのです。

    そこで、冷蔵保存しかできないような野菜などは持ち出すとして、

    お肉や魚などは冷凍庫で長期保存しておきたい。

    常温保存できるものはできるだけストックしておきたい。

     

    その為、パントリーがあるととても便利。

    メインで使う冷蔵庫の他に、ストック用冷凍庫をおいておく事もできます。

    分別の細かいゴミをきちんと分別して置いておく事もできます。

     

    別荘でも移住でも初めての土地は、

    暮らしてみないとわからない事が多いですね。

     

    それでも、その土地独特の文化や暮らしの知恵を設計段階から

    家づくりに取り入れておけば、

    不安も少なく快適なスタートを切る事ができると思います。

     

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

    #軽井沢の別荘 #別荘 #移住生活

  • 2020.12.19

    [軽井沢のセカンドライフハウス]キッチン天板など素材

    軽井沢のセカンドライフハウス

     

     

     

    現在発売中のモダンリビング254号別荘特集号にて、

    軽井沢のセカンドライフハウスを12ページに渡りご紹介頂いておりますが、(→news)

    実はp246−p247のJOHN MASTER ORGANICさんの紹介ページでも登場しております。

     

    こちらの左ページの写真でも写っているのは、ゲスト棟洗面所。

    メイン棟と合わせて、テラゾータイルという天然の風合いある素材を

    使用しています。テラゾータイルは、イタリアで500年以上前に発祥し、

    天然石の骨材を砕いてセメントに混ぜて生成したタイルです。

     

    アール・デコ建築やミッドセンチュリーの建築などのイメージが強いのですが、

    現在のテラゾータイルは驚くほどヴァリエーションに富んでいて、

    自然で味わいで使い方次第ではモダンな表情を見せるため

    最近世界中で人気があります。

     

    軽井沢のセカンドライフハウスでは、洗面所、バスルーム、

    玄関、キッチン天板などに使用しています。

    詳細は、Coad&materialsさんのHPを見てみてください。

    キッチン天板としては、撥水処理を行うことでメンテナンスも楽になります。

     

    軽井沢のセカンドライフハウスだけでなく、都内某所で進行中のリノベーショ

    Residence Aでも、キッチン天板やバスルームには、

    メンテナンスがしやすく天然石英99パーセントで生成したサイルストーンなど

    天然の風合いある素材を検討中です。

     

    R.E.A.D.では、毎回たくさんの素材の中から、

    その空間性にマッチした素材をじっくり検討検証しています。

     

    素材感は、R.E.A.D.独特の端正で穏やかな空間性を作るのに重要な要素です。

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

     

    #別荘 #軽井沢 #設計事務所

    軽井沢のセカンドライフハウス 雪の中の現場検証
    Residence A 某ショールームにてサイルストーン検証

  • 2020.12.17

    【家づくり】Residence A(仮称) リノベーションに大切なこと

    Residence A(仮称)のイメージパース

     

     

    Residence A(仮称)は、中古マンションフルリノベーションのプロジェクト。

     

    建築主様のご要望を伺い、和の造作建具を用い、

    収納計画や導線などの機能性も兼ね備えた穏やかで柔らかい空間性を

    目指した設計が進行中です。

    中古マンションのリノベーションでは、戸建てに比べて、
    広さに対しての必要な要素や機能

    (キッチンやワークスペースなど各部屋や収納など)がどうしても

    多くなってしまいます。

    そこで、いかに必要な機能や導線をミニマルにまとめ、
    快適で理想の空間性を作る余白を作るかということが出発点になります。

    Residence Aも必要な機能や導線をまとめ、R.E.A.D.らしい端正で

    ミニマルなディテール、明るい空間に呼応した天然素材、
    さらに今回は、一から設計した和の伝統的な建具などで柔かい空間性を目指しています。

    Residence A(仮称)のイメージパースは、こちらからもご覧頂けます→Works

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

  • 2020.12.15

    [建築家の家づくり]空間を構成する素材感を大切に

    川崎市に建設中のHaus_M

     

    家づくりにおいて、私達が大切にしているものの一つが、素材です。

     

    素材というのは、外壁はもちろん、床材、天井や壁紙、キッチンの天板、

    タイル、置き家具、ハンドルなどの金物に至るまで。

     

    その空間を構成するものは大抵サンプルだけで選んだりせず

    自然光に照らしてみたり、

    大きな空間でみたり、職人さんに色味などを作ってもらう場合は

    時には何十回もサンプルを作ってもらい検証を重ねます。

     

    求めている素材感がきちんとでるか、

    深みのある色味が出ているか、

    他の素材と調和しているか、

    ディテールが美しいか、

    空間性にあっているか。

    偽物のような素材感にならないか。

     

    そんなことを考えながら。

     

    川崎に建設中の住宅Haus_Mでは、今までやったことのない新しい素材を

    いくつか取り入れました。

     

    工事などの足場に使う足場板を段板にしています。

    程よいヴェンテージ感が出るので、最近は内装材としても

    ブルックリンスタイルのカフェなどでたまに見かけますが、

    R.E.A.D.ならではの繊細なディテールと空間性の中で使うと

    モダンな化学反応が起きるのではと楽しみです。

     

    Haus_Mのイメージパースや進捗などは、こちらから→Works

     

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

     

  • 2020.12.12

    川崎市に建設中のHaus_ M


    神奈川県に建設中のHaus_ M(仮称)は、2月の竣工に向けて

    着々と進んでいます。30代ご夫婦と2人のお子様が暮らす家です。

    木造2階建で、1階は、外と内の合間にある「土間」をコンセプトに

    天井の高いスタジオのような土間を用途に応じて緩やかに区切っています。

    リビング、ワークスペース、ダイニング、キッチン、バックヤードなど。

    公園に隣接していて、リビングの高窓からは桜の木が。

     

    四方に窓を設けて、季節の移ろいや時間帯で異なる光と陰影を楽しめる家です。

     

    昨日は、現場にて造作家具の打ち合わせ。

    今回は、リビング部分に大きなソファを造作するため建築主とファブリックも選定致しました。

    光によって全く見え方が違うのでファブリックや内装材も全て最終的には現場で確認します。

    たくさんのファブリックサンプルが並んでいる様子は、ワクワクしますね。

    R.E.A.D. & Architects

    Ayako Okada

  • 2020.12.11

    軽井沢の冬に対応する家づくり


    軽井沢のセカンドライフハウス

     

    冬の軽井沢は、札幌より寒い。

     

    軽井沢の冬の平均気温は−3度、平均最低気温は−7度ほど。

    東京在住の身としては、知ったときは驚きました。底冷えする寒さです。

     

    今、移住地としても注目されている軽井沢ですが、

    移住を考える上で必ず悩むのがこの軽井沢の寒さ。

    もし移住をお考えの方は、夏の過ごしやすい軽井沢だけでなく

    是非冬の軽井沢へも行かれてみてください。

     

    ただ寒さは、軽井沢ならではのノウハウを持った設計事務所や工務店と共に

    家の性能でしっかり対策をとるのはもちろん、敷地選びや配置計画などから

    設計事務所などと相談しながらしっかり考えていく。

    そして、暖房面などランニングコストも最初から

    見込んでおくことで寒い時期でも快適に過ごすことができます。

     

    別荘でも寒さ対策が重要なのは同じで、夏しか過ごす予定がないとしても

    冬に暖房をつけず、水道を使わないまま放置しておくと

    配管に溜まった水が凍り、配管が破裂してしまう事があります。

    そのため別荘でも10月から床暖房を付けっぱなしにしておく必要があります。

    寒さはあるけど、冬の軽井沢はとても美しいです。

    雪が降った日はすごく幻想的。

     

    都心から移住するとなると、地方移住はやはり環境が違うので

    戸惑うこともあると思いますが、やはりその土地を知り尽くした地元の工務店

    と共に家づくりを進めれば、心配はいらないと思います。

     

    また、住み始めたあとも家の不具合はもちろんのこと、停電だったり、

    庭の管理だったり、思ったより寒い!などなどに丁寧に対応してくれるような

    ところだと尚心強い。

     

    移住でも別荘でも、都心から軽井沢に家を建てる場合は

    都心の設計事務所に依頼することが多いと思いますが、土地選定、工務店選びからご相談されるといいと思います。

     

    R E A.D.&Architects

    Ayako Okada

     

     

  • 2020.12.08

    別荘新時代を考える

     

    軽井沢のセカンドライフハウスが、昨日発売の『モダンリビング 254号』に掲載されています。→work
    過ごす、暮らす、シェアするー「別荘」新時代 という特集号で、様々な形の別荘が紹介されています。
    別荘地、旅先としての軽井沢特集も素敵な場所が沢山紹介されているので、
    是非書店でお手に取られてみてください。

    昨今ワークライフバランスが叫ばれて久しいですが、コロナ禍に伴い別荘や移住、住まいを見直される方が増えていると肌で感じています。

    突然やってきたコロナは、瞬く間に人の生命を脅かす脅威となりました。
    それと同時に、多くの方が自分や家族の暮らしや、人生に向き合うきっかけになった
    のではないかと思います。

    今までは、社会の既存の価値観に沿って仕事や職場を中心に暮らしや生き方を考えていたけど
    、突然やってきた脅威は、急速なリモート化や効率化も手伝って、何かに囚われず
    「自分達らしく暮らしたい、自分達らしく生きていきたい」という本能的な欲求を
    住まいに求められている、と理解しています。

    時代の転換点。原点回帰ですね。

    どんなふうに暮らしていこうか、どんな時間が幸せなのか、何を大切に生きていきたいのか。

    そんな一人一人違う多様な価値観を「住まい」で実現出来る時代に、
    設計事務所としてお一人お一人と向き合っていけることが非常にありがたいと感じています。

    R.E.A.D. & Architects
    Ayako Okada

  • 2020.12.07

    「家育て」

     

    建築家との家づくりは、どこか子供を産み育てることに似ています。

    満足のいく自分達らしい家を建てるには、きちんと自分の人生に向き合ってもらう必要があります。家づくりのプロである建築家が様々な提案をして家づくりが進んでいきますが、どのように暮らしたいか、何を一番大切にしているか、その家でどう暮らしを営むのか。

    ヒアリングを繰り返すうちにもお互いぼんやりと見えてくる事で、コンセプトを決め最適な提案を行います。

    建築家との家づくりは、楽ではありません。

    そこに暮らす方の人生も暮らしも考え方も違えば、敷地環境も違い、1つとして同じ条件の家はなく、言わば完全オーダーメイド。

    0からその方の為に、調査をし、コンセプトを考え、試行錯誤を繰り返します。

     

    デザインの方向性が決まった後も細かい仕様と一緒に考え、何十枚何百枚と図面を書きながら家を作るすべての要素を検証していきます。

     

    住まい手も1つ1つ考えて決定して行かなくてはならないので、少し大変かもしれません。

     

    だけど、家について一つ一つ考える期間を経験する事で、暮らし始めた時にその家がどんどん愛おしくなるんです。

    家は、子供と一緒です。

    私達にとっては、まさに天塩にかけて育てた子供と一緒で、竣工すると子供をお嫁(時には婿)出すような気分になります。

    住まい手にとっては、竣工が誕生なのかもしれません。

    特に戸建てなどは手がかかりますが、建築家との家づくりを経験する事で子供を育てていくように家を可愛がってもらえると思います。

    長く楽しい「家育て」。きっと人生をより豊かにします。

    PHOTO by Masaya Yoshimura, Copist

     

  • 2020.12.01

    はじめまして

    はじめまして。

    R.E.A.D.&Architectsの岡田絢子です。

    R.E.A.D.にてインテリアを中心に住宅などの建築設計に携わっています。

    同時に暮らしに向き合い続ける主婦でもあり、育ち盛りの二児の母でもあります。

    コロナがもたらした急速な社会の変化がきっかけで、家について考え始めた方もいらっしゃると思います。

    より自分達らしいライフスタイルを求めて軽井沢など地方都市に移住を計画されている方や住まいでの充足感を大切さに気づき、ちょっと不安だけど建築家と一緒に家を建ててみたい、そう考える方もいらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

    ほんの少しでも皆さんの不安をワクワクに変えられればいいなと、設立3周年を期にブログを始める事にしました。

    ゆるく、末長く。よろしくお願いします。

    http://read-arch.co.jp/works/244/
    PHOTO by Masaya Yoshimura, Copist